【第29回国民文化祭・あきた2014県民参加事業 】    『安藤昌益をみんなのものに』

【主催】安藤昌益を世界に発信する会(代表 新野直吉)

 

【共催】大館市の先人を顕彰する会

    良中の会

    北羽歴史研究会

    安藤昌益を学ぶ会

 

【後援】大館市教育委員会

    安藤昌益資料館

    安藤昌益の会

【日時】2014年10月11日(土)〜16日(日)
【場所】11日〜13日 秋田市アルヴェ 
    14日〜16日 大館市民文化会館

【内容】展示、講演会、座談会など(詳細は別紙リーフレットをご参照ください)

【事業の趣旨・目的】

1974年、安藤昌益の墓が大館市で発見され、晩年の活動や生没地が判明、その後も新資料の発見が相次ぎ、その生涯(医師としての活躍、弟子の継承、思想の拡がり)についての理解が進み、近年は秋田生まれの「いのちの思想家」として、現代のエコロジーやジェンダーの視点にも繋がる再評価が行われています。

また世界的にも関心が寄せられています。この事実を、秋田県民の共有財産として確認し、県外へ、また世界へと広く発信することを願うものです。

 



【安藤昌益とは?】
江戸時代中期、安藤昌益(1703 ~ 1762)は、いのちをはぐくむ農民の子として生まれ、いのちをまもる医師して生涯を生き、いのちを思想の根源に据えて、人間の来し方、行く末を思考しました。 昌益は、この宇宙の全存在を悠久の時間を生きる一大生命体ととらえ、生命の循 環を「自り然る(ひとりする・わがする)」「自然」と表現しました。また、自然を擬人化して「直耕(ちょっこう)」とも言いました。 直耕とは「てずからたがやす」とも読まれ、宇宙の根源に実在する目には見えないものの働きのある物質(活真)の運動によって天地が生じ、四季の運回によって万物が生じ、万物はそれぞれ食物連鎖・生態循環でいのちを継いでいると見て、それぞれを活真の直耕、天地の直耕、万物の直耕と呼びました。 そして人間は、農業労働で食料を生産し(男女<ひと>の直耕)、食料は炉で煮炊きすることで食べ物になり(炉の直耕)、胃の働きで栄養が全身に行きわたり(胃の直耕)、いのちを支えていると見ていました。昌益は、いのちを思想の根源に据えることにより、伝統的な東洋医学がもつ差別的な体系を批判し組み替えることで、生命の誕生・育成・保全の医学体系を創出、 そこから世界初の排卵周期説を唱え、日本初の精神医学を提唱しました。 また、いのちの尊厳を元に差別的な考えや社会を批判、さらに搾取・支配・抑圧 といった階級制度を告発するとともに、日本史・世界史・人類史を総括して、自 然と共に生きる平和で平等な「自然の世」の到来を希求したのです。